過去の演目

古くは、十二座の演目であったとされている。

湯立神楽 漉水 諸神勧請 六神
七夕 日本刀 真榊対応 三鬼
荒霊武鎮 天大将軍 五郎王子 天の磐戸

江戸時代の末葉に改められ、二十四座となる。
(六神胡子、五郎王子は二座に分かれている)

身曽岐神楽(みそぎかぐら)
登場人数 4名
神前に向かって座し、中臣祓を4人で奏し、
首座の1人が祝詞を奏上する。
一人神楽
湯立神楽 諸神
登場人数 3名
神楽歌がある。
漉水
登場人数 4名
神楽歌、謂がある。
七夕
登場人数 4名
神楽歌、謂がある。
六神胡子(えぼし)
登場人数 3名
謂がある。又、二座に分かれている。
煤掃(猿田彦)
(ばいそう)
恵比須 荒神
登場人数 5名
謂、神楽歌がある。
芝鬼神 三鬼
五郎王子
登場人数 7名
前後二座になっており、長い謂がある。
霊剣長刀
登場人数 5名
始め4人の太刀舞で、後に長刀が加わり、五人立の舞となり、それが終ると小太刀2人が退場して、二本刀2人と長刀の三人立の舞となり、最後に長刀一人立の舞となって、曲芸的な激しい所作事を続けながら舞う神楽
三人小太刀 四人小太刀
二本刀 天大将軍
天の磐戸 八岐乃遠呂智
五本刀 七本刀

その後、大正初期から始められた大江山鵺退治がある。

現在、五本刀・七本刀は余りにも曲芸的な所作が多いため、
身曽岐神楽・諸神・漉水・七夕・六神胡子・荒神・五郎王子・霊剣長刀についても舞われていない。

また、当初の白羽神楽舞を絶やしてはいけないという強い想いにより、
「二本刀」が、平成20年、約55年ぶりに復活
「天の磐戸」が、平成21年、約44年ぶりに復活
「鵺退治」が、平成23年復活(途切れていた年数不明)