日本刀
(あまのいわと)

日本神話を題材とした演目。
悪行を働く須佐之男命に、天照大御神は怒り、天の岩戸に隠れてしまう。
すると天も地も闇となり、様々な禍(わざわい)が発生する。
そこで、八百万の神が相談をし、様々な儀式を行った。
天宇受売命の舞で辺りが賑わうと、
気になった天照大御神は岩戸の扉を少し開けて覗く。
そのとき脇に隠れていた手力男命が岩戸をこじ開け、天照大御神が岩から出てくることで、闇は解け、一面は明るくなる。
44年もの間途絶えていた舞であったが、古くから伝わってきた舞を絶やさない強い想いにより、
平成21年、復活演目【第2弾】として、44年ぶりに再び演目の中に取り入れられることとなる。

登場人数 3名
採物 大幣・鈴・榊
衣裳 頭巾・古代衣裳・肩切・小袖・袴・面