(さるたひこ)

神話には、次のように記されている。
『鼻の長さ七咫(ななあた=約1.2m)もあり、
背の丈は七尺(約2.1m)あまりで身長は七尋(ななひろ=12.6m)近く。
しかも、口と尻は明るく光っていて、目は八咫鏡のように円く大きくて
真っ赤な酸漿(ほおずき)のように照り輝いている』

という記述から、天狗の原形とされる。
「天地を照らす神」ということから、
天照大神以前に伊勢で信仰されていた太陽神であったとする説もある。

ここでは、神むかえとしての舞。すす払い行う。
この演目は、煤掃(ばいそう)とも呼ばれる。

登場人数 1名
採物
 鬼神杖・扇子
衣裳
 黒熊・面・狩衣・袴