自作 採点支援ソフト 採点マウス&ペン 2022B2024.2.7更新
連絡用メールアドレスを変更しました。(以前のアドレスが使えなくなったため)
ソフトペン対応の新学社『らくらく採点ペン』が発売になりました。
同社の小学校用テストを採用すると、専用の採点ソフトで観点や配点の設定が不要で利用できます。
¥850と安価で、ぺんてるのサインペンで採点できるのが魅力です。
私のソフトでも使えて、今までの方法と全く同じように採点できます。
エクセル(Windows版)で作成したソフトです。
1 エクセル ( Excel 2010以降 ) があれば、新たなソフトをインストールせずに使えます。
2 名簿の貼付や問題番号・配点・評価の観点等の設定も簡単です。
3 他のエクセルのシートへ得点データなどを貼りつけるのも普通にできます。
操作は簡単です。
1 マウスで入力する場合、マウスの左右のボタンをクリックするだけで入力できます。
2 ペンで入力する場合、ペンによる丸つけとペン横のボタンのクリックで入力できます。
便利です。
1 問題ごとの正答率、観点別集計、得点分布グラフ、生徒分析、問題分析等がが出ます。
2 問題の難易度に応じて配点できます。問題数の調整や集計しやすい配点は不要です。
使いやすいです。
1 問題は100問まで、10クラス程度440人まで対応しています。
2 ○×△で違う音が出るので、目で見ながら丸つけをし、耳で確認できます。
3 採点結果○×△が入力されると、自動的に次の問いへ移動します。
4 一人の採点が終わり、次の生徒の採点に移る場合は、ボタンを押すだけです。
5 入力を間違えても、ボタンを1回押すだけで元に戻ります。
6 △の場合、配点の半分の点にしたり、1点ずつ減点したりなどの設定ができます。
7 ○×△をつけた後からでも、配点の設定・変更などができます。
8 1枚目をすべて採点してから、2枚目を採点することができます。
9 ある問いの採点だけ、先に採点したり、後から採点したりということもできます。
使ってみたい方は 県名・校種・教科と メールアドレス
をお知らせ下さい。ソフトを送ります。(無料)
メールアドレス &tokotomo2024@gmail.com メールアドレス最初の & を除いてアドレスを入力してください。
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採点支援ソフト・採点ペンでできること
採点支援ソフト・採点ペンの使い方(基本)
採点支援ソフト・採点ペンの使い方(ボタンの説明)
採点支援ソフト・採点ペンの使い方(Q&A)
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採点ペンは自分で作れます(600円+マウス代程度)
採点ペンの作り方(有線タイプの作り方ですが、ワイヤレスタイプも基本的なことは同じです。)
自作 採点ペン 訂正、減点、次生徒へ移動の操作などもペンだけでできます。
ワイヤレス![]()
有線
現在、作成依頼は受け付けていません。
採点ペンで ○ × △ をつけるだけで、採点と同時に結果を自動入力できます
ちょっとした時間に普通のペンでマルつけをして、後でマウスのボタンで手動入力したり
その時の状況に応じて、途中からでも、自由なスタイルで採点できます
ワイヤレスのものはコードがないので使いやすいのですが、ボタン電池(LR44)が必要です。
単4電池用の基板をボタン電池で動作させているので、早く電池が消耗します。
しばらく使わないときは電池を外しておいた方が良いと思います。
有線のものは電池は必要ありませんが、マウスからペンまでのコードが少しわずらわしいです。
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採点ペンについて
採点ペンそのものは歴史も古く、1987年の「教育とマイコン」(後に「NEW教育とコンピュータ」 と改称、現在は廃刊)7月号には、中学校教諭が作り方とプログラムを載せています。また、この頃あちこちの県で採点ペンの作成講習会のようなこともされていたようです。
当時は、マウスが2万円くらいしていました。また、インプットする電気信号もONとOFFだけでしたし、マウス端子のピンごとの役割も公開されていました。そこで、パソコンのマウス端子に、自作採点ペンを繋げていました。
(その当時に、市販の採点ペンも出ましたが、高かった(ハードだけで2万円)からか、ソフトが良くないからかあまり売れていません。)
しばらくすると、パソコンからマウス端子が消えて、自作採点ペンを繋げるのが困難になるにつれて、採点ペンを自作する人がいなくなりました。
その後、日立○○が通信用のRS232Cの端子に繋げる採点ペン(約2万円)を発売しましたが、あまり売れなかったのでしょうか、販売をやめてしまいました。
ぺんてる や ゼブラ○○ などのメーカーが市販品を出しましたが、どの程度普及したのでしょうか?
値段は1万円〜2万円程度でしたので、なんとか手の届く範囲でした。
○や×や△も、図形の形で判断しているので、自作の物よりハード的には優れています。
しかし、どちらも販売をやめてしまいました。思うほど売れなかったのでしょう。
2004年頃にHSPで作成された「採点革命」が発表され、それを受けてVBで作成された「採点斬り!!」が無料で公開されました。
「採点斬り!!」は使ったことがあります。記述式などでは採点のブレが少なくなるので、画期的だと思います。
しかし、スキャナで読み取り、解答を見比べて振り分け、生徒には採点済の画像をプリントアウトして返却するので、
めんどくさがり屋の人には向かないかも知れません。
そして、採点斬りの開発者は東北の大震災に会われたらしく、バグが少し残ったままの状態であるのが残念です。
最近、働き方改革や業務改善が盛んに言われています。
2017年頃から、スキャナを利用したソフトを、大手の業者が機器とのセット販売や単体のみの販売を始めましたが、数十万円とかなり高価です。
採点の仕方は、「採点革命」や「採点斬り!!」とほぼ同じだと思います。
ソフト単体で、2〜3万円で販売すれば、個人の手に届きやすく、普及するかも知れません。
ソフトの使いやすさについては、今の所、学校現場にいた私の作ったソフトの方が、次のような点で上だと思います。
@ 急いで書いた△を○と誤認識することがない。(△の時は、自分で横スイッチを押すので、当たり前ですが.....)
A 問題番号や配点などの設定は、エクセルの表に普通に打ち込むだけなので、簡単である。
B 採点ペンを使って採点しようが、普通のソフトペンで採点して後でマウス入力(簡単にできます)しようが、
その時の実情に応じてできる。(メーカーはおそらくこのような機能をつけることはないでしょう。)
C アイデア次第で改善がいくらでもできる。(エクセルをある程度使える方なら、自分で改良できます。
1つの問題に複数の観点がつけられるようになっているのは、ユーザーからの意見を私の方で反映させたものです。)
D ソフトは、エクセルの表そのものなので、操作に慣れているし、データの使い回しもしやすい。
私が作成したソフトとペンは、今までの自作採点ペンや市販の採点ペンの欠点をかなり解消したものです。
観点別評価が重視され、評価データの収集に苦しむ教師が多い今こそ、採点ペンが役に立ちます。
最初は慣れないので、使いにくく思われるかも知れません。しかし、
トータルで考えると、教師の採点・集計・転記・分析といった作業量は確実に減ります。
その分、生徒との触れ合いや教材研究の時間が確保できます。
採点支援ソフトと自作採点ペンが全国に広まり、先生方のお役に立てば幸いです。
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バージョン履歴
2022 版での改善点
計算部分を見直し、普通モードでも動作速度がかなり速くなりました。(高速モードは表示が不完全なので廃止しました。)
音無モードで、静かに、非常に素早く入力できるようになりました。
Ver.108での改善点
動作を速くし、高速モードも設定できるようにした。
Excel2010以降であれば、64ビット版、32ビット版に関係なく使えるようにした。
Ver.107での改善点
ペン入力のとき、素早く連続で×を入力すると、パソコンによっては×を○と認識することが稀にあるのを解消した。
Ver.106での改善点
エクセルの64ビット版に対応(106Bバージョン)
saitensoundのフォルダはCドライブかエクセルのあるフォルダにあればOK
採点動作速度の改善(前回よりさらに速くなった。それでも遅い場合は、表を畳まず長いまま採点すると速い。(私のパソコンで))
バージョン105Bで音が出ない箇所等があったバグを修正
Ver.105Bでの改善点
105で無答がある場合、生徒の注意係数が正しく計算されないバグを修正
Ver.105での改善点
ソフトを見直し、以前より動作が速くなりました。
そのことにより、×を速くつけると○になることがあるのを解消しました。
無答は空欄でなく - を表示するようにしました。
Ver.104での改善点
Dモードで採点するときに、減点操作ができないバグを修正
一時停止のときに、観点別得点の表示を更新して表示するようにしました。
氏名を102以前のようにハイライトするように戻しました。
Ver.103での改善点
プログラムの改善により、動作が少し速くなった。
Ver.102Cでの改善点
採点の○×などの音が、区切り音と重なったときや速く採点した時などに、音が聞こえなくなる欠点を解消
○、×、△、などの音が重なっても漏れなく確実に再生されます。
Ver.101Hでの改善点
Vista対応でXPの動作が遅くなる欠点を解消
区切り音の前後でのもたつきを少し解消
Ver.101Gでの改善点
マウス入力の時、右クリック(×)で動作が遅くなる欠点を解消
(ただし、Vista で、エクセル2007を使用している場合は、動作が少し遅いので、
エクセルの2003以前を使用することをオススメします)
マウス入力の時、6クラス目以降で△表示と数字の表示の切り替えの不具合を解消
観点の数字で、最初に0を書くと無視されていたのを解消
Ver.101での改善点
ビスタで動作が遅くなる欠点を少し解消しました
採点中のマウスカーソルの位置を固定し採点しやすくしました
Ver.100での改善点
観点別集計が10観点までできるようになりました
(指導要録用以外にも様々な観点で集計できます)
採点開始の時に点数の再計算をするようにしました
Ver.099での改善点
1つの問題に複数の観点を設定することができるようになりました
減点したとき、2点目からは「減」の表示ではなく点を表示するようにしました
無答の時の音を×の音とは別の音にしました
○×△のデータも他のソフトで利用できるようにしました
Ver.096での改善点
採点済の各問いの点が参照できるようになりました。
○×△のデータだけでなく、各問いの点が利用しやすいようにしました。
全て×などの処理の時に画面が右に移動しないバグを修正しました。
Ver.092での改善点
無答の処理ができるようになり、より詳しく誤答分析ができるようになりました。
男女混合名簿に対応し、
クラスの人数も自由に設定できるようになり、
自分の学校の名簿がそのまま使えるようになりました。
6クラス以降の正答数が計算されていないバグを修正しました。
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