採点支援ソフト・ペンでできること



1 採点の
記録と得点の集計ができます。

  
  ○を数えるのはパソコンですので、数え間違いはありません
  集計の時の面倒くささを考えずに済むので、配点が複雑になっても大丈夫です。



2 観点別の集計ができます。

  観点別評価がますます重要視されています。ノートや授業の様子などを観察して観点別評価に生かすことは大切です。しかし、テスト問題を工夫して観点別の評価資料を得ることは、最も重要であるとともに、最も公平であり、現実的であると思います。



3 S−P表の作成ができます。

  S−P表の理論は今から20年以上前に佐藤隆博氏により提唱されたものです。それは、生徒(S)と問題(P)を正答数の多い順に並べ、SとPの2つの曲線のパターンから、生徒の学習や教師の指導方法の診断・評価情報を得る方法です。詳しくは、氏の著書を参考にして下さい。(下図では赤がS曲線、青がP曲線)


4 生徒分析・問題分析・得点分布グラフができます。

  S曲線、P曲線からどれくらい離れて正答や誤答をしているかを計算したもの(分散を正規化したもの)が、注意係数です。注意係数には生徒の注意係数問題の注意係数があります。生徒の注意係数が0とは、S曲線より左側がすべて○で右側がすべて×ということです。他の生徒の正解が多いものから順に○であった。実力に応じた得点をとっていてまぐれなどの可能性が少ないということです。逆に注意係数が大きければ、まぐれ当たりやケアレスミスが多いということになります。この注意係数と正答率から生徒や問題の分析をすることができます。アドバイスやコメントは、私なりの基準で出していますので、おおまかな目安と考えて下さい。今後、事例を検証しながら改良していく予定です。