白羽神楽に関して、
ちょいと聞いたこと、むかしを発見したこと、昔の何気ないことなどを掲載していきます。

★(平成21年2月14日)
前々回の3月20日にコメント書きました、山代白羽神楽に関する歌らしきものがあった、ということですが、この件についてご存知の方がいらっしゃいまして、先日教えていただきました。
何十年か前の頃、毎年白羽神社秋祭には、縁あって見に来られていたみたいで、日本刀も見た記憶があると言われていました。日本刀が行われていた時代って、かれこれ50数年前の話になってしまいますが、うっすらと記憶に残っていると言われながらも、その当時の衣装などよく覚えていらっしゃいました。
ところで、歌とありましたが、詳しくは「
はやし言葉」であったようです。
田舎の奉納神楽では、よく耳にする「掛け声」みたいなものですかね。奉納神楽を見に来られた方たちが、舞子たちにかける言葉で、なかなかタイミングなども必要なんですよ。
一般的に
『よう舞うのぉ、よう舞うのぉ、二ツ野の舞子はよう舞うのぉ』
さらに、勢いのってくると、
『よう舞うのぉ、よう舞うのぉ、二ツ野の舞子はよう舞うのぉ、あかべこかいてよう舞うのぉ』
・・・「あかべこ」の意味がよく分かりません。
参考として、岩国方面の神楽の「はやし言葉」にも
『河内(こうち)の太夫さーは、あかべこかいて、ちゃんちき、ちゃんちき舞やーる』と、あるそうです。
あかべこ・・・ここにも出てきた。 これはまた次の機会に・・・。

実際、舞う側としましては、この「はやし言葉」が相当なパワーをくれるんです。いろんな場面によっても違いますが、激しく登場し、さすがに疲れが見える頃、このはやし言葉が投入されることにより、自然と更なる力強い舞が行えるものなんですよね。お客さんからの栄養補給といった感じでしょうか。
最近では、二ツ野の舞子と言われることも少なくなったことから、「よう舞うどぉ、よう舞うどぉ」と聞くばかりとなってしまいました。こういった「はやし言葉」を耳にすること自体少なくなってきているようにも思います。
神楽は、舞う側と、見る側が、心一つになって楽しむものであり、これからも「はやし言葉」をかけてもらうためには、舞も練習積んで、見ている方たちが、はやしたてたいと思う「舞」にしていかなければいけませんな・・・。
★(平成20年9月29日)
「日本刀」を復活させるため、本格的に練習を行っていくこととなりました。
練習する前に、どのような演目であったのか思い出してもらわないといけません。
なにしろ映像にまったく残っていませんので。
この日本刀を知っている保存会員はほんとごくわずか。たった1人、実際に奉納として舞ったことがあるくらいで、あとは白羽神楽に入った頃、少し教わったという人だけ。
そんな中、刀を持ち、知っている人で思い出しながらやってみましたが、所々・・・・・・。
「あぁじゃった・・・、いや、こうじゃった・・・。・・・どうじゃったかいのぉ?」
結局、記憶が曖昧だということで、以前実際に舞っていた大先輩に聞いてみようということでその日は終わり。

後日、大先輩2名が喜んで来てくださいました。
さすがに長いこと舞っていただけに、練習も先へ進んでいくことができました。言葉では説明できないところは実際に舞って見せてもらったりして。
聞く話によると、この「日本刀」は
50年近く途絶えていたそうな!
どうりでみんななかなか思い出せないはず・・・。
その大先輩方も55年ぶりに舞うらしい。いやいや、それでも体は覚えてるもんなんですね。ビックリ!
お歳だということもあり、「若い頃みたいには思うように体も動かず、ひざなど悪いから形だけ」と言われ舞われてましたが、太鼓など楽を聞けば自然と体も動き、形どころか、より詳しく教えていただきました。
ちょっと無理をしてるようなところも見受けられましたが、それほど、神楽を今でも愛し、久しぶりに舞える喜びなどヒシヒシと感じとることができました。でも、無理はいけませんよ・・・。
数年前に教えてもらったとき、張りきりすぎて、一週間寝込んだという話を聞いてしまってはなおさら・・・。
おかげで流れも理解し、今後更なる練習をしていきたいと思います。
大先輩、というか、師匠!!  本当にありがとうございました。
★(平成20年3月20日)
あるとき、むかしの山代白羽神楽を知る人から聞いたことなんですが、
むかし、山代白羽神楽がいろいろなところで奉納神楽を舞う際、ある地域での奉納神楽では、見にきてくれた方達による歌?みたいなのがあった・・・・・らしい。
当時は白羽っていうより、二ツ野の神楽っていうほうが名前としては通じてたみたいで、
二ツ野の神楽は・・・♪(以下不明)』・・・・・という感じで歌われていたって。
そんなことを聞いてしまったら、どんな歌だったのか聴いてみたくなっちゃいますよね。誰かご存知な方いらっしゃいませんかね??
なにより、舞う側と見る側の気持ちの距離が近く、みんなで神楽を楽しんで祭りを盛り上げていたからこそ、そんな歌が歌われていたんだなぁと、ふと思うのです。
むかしの白羽の先輩方の凄さを感じるとともに、今の白羽も先輩には負けてらんないぞ!