(2004/1/6) スタジオパークからこんにちは その4
「三谷さんもね、この間お会いしたら家中幕末の資料だらけなんですって。
史実と史実のすき間の部分でいろいろ書いてるってことでそこがまたドラマのおもしろさでもあります。」
「そうですねえ。三谷さん面白いですよ。」
なんかまた微妙にズレてますよ。上田アナは『ドラマの面白さ』を語ったんですけど・・・。
「三谷さん、面白いですか?」
ほら上田アナがどこからどうしたものかと戸惑ってますよ。
話の食い違いが可笑しかったのか笑いながら
「話し、飛びました?今、順番ムチャクチャ・・・・?ダイジョーブですか?」
と小声で進行を気遣うオダギリ氏。もうー親切なんだか、残酷なんだか。
「全然大丈夫!」と言いつつ全然ダイジョーブじゃない顔の上田アナ。動揺しながらも「私の方が飛んでるかもしれない。」と健気にゲストを庇ってます。
その横でハッハッハと大笑いの小田切アナ。
「ほら小田切さんも頑張って!」
と、ちっとも頼りにならない相方の肩を憎々しげに叩く上田アナ。
そーーですよ!この危機的状況を2人で乗り切らなくては!!!
「そんなに気を使わなくていいですから。大丈夫ですから。もう自由にお話ししていただいて・・・。」
おや?余裕があったのは小田切アナの方だったのか?小田切アナの助け船にホッとした顔の上田アナ。
しかし本当にいいんですかぁーー?オダギリ氏に自由に喋らせて。
「三谷さん現場に来ますね。2〜3回ほど現場で見ました。」
唐突に話を戻すオダギリ氏。
「三谷さんとはどんな話を?」
「いやー何話したんですかねぇ・・・・・う〜〜んと・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ!あのー『あの映画のあの人見て見てー』みたいな・・・。」
アナタ ホントニ ニホンジン デスカ???
オダギリ氏は文章を書くほどトークは得意じゃ無さそうです。
「あのー斎藤一のなんとなく三谷さんイメージするのはあの人だから・・・・・と言われて・・・・。」
これね、私が打った文章がおかしいんじゃないですよ。オダギリ氏がこう言ったんです。
しかしなんとなく言いたいことが分かってきました。
「ボクは観たことある作品だったんでもう一度見直したりとか、はい。」
「じゃ何か(キャラの)イメージがね?(あるんですね?)」
上田アナまで日本語が怪しくなってきましたよ。
「何の映画ですか?」流れ的には当然の質問に
「そりゃ言えません!(ドキッパリ!)それは、いくらNHKでも言えません!!」
否定するときだけはやけに口調がしっかりするオダギリ氏。
「生放送でも言えない?」
「ナマホウソウデモ イエナイ。」←オウム返し
「世界発信でも言えない?」食い下がる小田切アナ。
「言えないです。」
「その映画で私たちが先入観を持っちゃうといけないですからね?」
やっぱここぞと言うときは上田アナですよ!
「そうです!」と身を乗り出すオダギリ氏。
そういうことはねアナタが言いなさい!
「ぜひお楽しみ下さい!今度の日曜日からです。スタートは1.1.1。1月11日の日曜からいよいよスタート!
大河ドラマ新選組!是非ね。」視聴者に向け力の入った番宣をする上田アナ。
しかし今までのトークを見てきた一般視聴者がよっしゃー!と大河を見る気になったかどうか大変不安です。
「もうスタートですか?スゴイですねえー。」
力の抜けるコメントをするオダギリ氏。
・・・・・・・・・一瞬の間の後・・・・・・・
ガクーーー!っと絵に書いたようなズッコケリアクションをする両アナは2人のタイミングがバッチリで
まるで「新婚さんいらっしゃい」の三枝と山瀬まみちゃんのようです。
ウハハハハハー「他人事のように・・・」と豪快に笑い飛ばした(つもり)の小田切アナ。 なかなかペースを掴ませてくれない正体不明な男オダギリジョーに
ベテランNHKアナ2人の苦悩はまだまだ続く!
|