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(2005) シネマホリック オダギリジョーインタビュー1
キネマ旬報 助演男優賞受賞」をうけての単独インタビューです。
インタビュアーはフジテレビアナウンサーの塩原恒夫さん。
向かい合ってオダギリ氏、ソファーにゆったりと腰を掛けています。
授章式と同じ半モヒ、黒いハット、黒い半袖手袋といういでたち。
まず受賞の感想を聞かれ、「そぉーですねえ・・・」と言葉を探しつつ
「正直なところ・・・・あの・・・・まぁ、流行モン(自分が)ですから・・・。」
クックックと聞こえるアナの笑い声。
「そういう意味で頂けたんだろうな・・・みたいな。そういう気の方が大きいですね。」
幾分とまどった顔のオダギリ氏。
インタビュアーの予想していた答えと違っていたのか「あれ?」とちょっと拍子抜けのアナウンサーの声。『助演男優賞』助演男優賞というものに対しては「いや嬉しいですね。」と案外素直なお言葉。
それを自分がもらって良いのかどうかということに戸惑っているのか。
「もともと助演の方が興味が沸くタイプなんで。主演はやっぱりあの・・・・重いんですよね、その・・・・荷を任されるには・・・。」
アナウンサーのハハハというこらえるような笑い声が聞こえてきます。
「それでいて主演は皆さんの気持ちが向かう的なんで、そんなに芝居で遊ぶこともできないですし、何か・・・・・あの・・・・見ていただく方が気持ちよく普通に感じられる事も主演では考えたいんですけども・・・・。助演だと結構そことは別の楽しみが生まれてくるんで、ボクは助演の方が好きなんですよ。」
助演では別の楽しみがある・・・というあたりには感心しちゃいましたねー。
私の勝手な想像では主演の『普通に気持ちよく、アクシデントの無い芝居』に興味が沸かないのかなと思っているのですが、「主演」を否定せずうまく自分の好みを主張しとります。
この答えを受け、『血と骨』では存分に遊び楽しむことができたかどうかという質問に
「そぉーですねえ、あの・・・共演はたけしさんだし、監督は崔さんだし、あの・・・・遊ぶと言うよりはむしろ、出来る限りの事をやらないと太刀打ちできない2人なんで、遊ぼっかなぁという所は監督と相談して結局崔さんのさじ加減でうまくバランスをとって頂いた結果だと思いますね。」
その崔監督からは役について
『たけしさん演じる金俊平に対する恨み』と『正雄に対する愛情』、この2つがあれば何でもいいという簡潔なアドバイスをもらったという。
話は刺青の事に。
他のインタビューでも時々聞いたことのある「かすみ先生」の話になり、初めは4時間くらいだったのに日に日に長くなり、最終的に6時間近くかかっていたというオダギリ氏。
「それは、オダギリさんが気に入っちゃって、付け足したりとか・・・」とアナ。
「かすみ先生の話がドンドン増えていったんですかね。それで話しメインになっちゃったんでしょうね。」
目を細めて可笑しそうに話すオダギリ氏にクククと笑いっぱなしの塩原アナ。
「きれいに描いてもらって写真にとりましたねえ。気に入ったんですけどなかなか落ちないんですよ逆に。お風呂に入っても色は落ちるんですけど周りの線が落ちないんですよ。」
説明するオダギリ氏の手が動く動く。半袖の黒手袋から伸びた指の動きがとにかくきれいなんですよー!
「それはやはりプライベートな意味では困った出来事っていうんですか・・・?」
おおっ!ここはツッコミどころですよ!
ワイドショーのレポーターなんかだとここからの展開がすごいことになりますよ多分。
「まあでも別に背中見せることもないですからねえ。」
すぐさま『困ったできごと』から話が発展しないように(かどうかは知りませんが)否定するオダギリ氏。
ダメじゃん!!!塩原アナ!!そんな答えで矛先をおさめちゃ!
「むしろちょっとTシャツからちょこっと出てる具合が格好良かったりしましたね。」
自分の肩を抱くようにして反対側の袖口からタトゥーがのぞいている様子を説明するオダギリ氏。
いやーだからもう!そんなに色っぽくタトゥーをなぞる仕草をしなくていいんですよ!(いや、していいです)
つづく
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